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駒のつく神社を訪ねる(8)~駒木野神社 [日々散策]

北村健治

 青梅市駒木町2丁目452番地(標高225m)に鎮座するこの神社は、創建年代は不詳ながら、稲荷熊野社と称していたとの伝えもあり、村社に列格したとのことである。
 祭神は倉稲魂命。本殿は1687(貞喬4)年11月造営、1889(明治22)年に字仙戸に鎮座されていたが、吉野街道の改修に伴い、現在地に遷し、稲荷神社と改め、後に駒木野神社と改称した。1916(大正5)年調布村は山林一町九反六畝十五歩を寄進して崇敬の意を表した。祭礼は4月3日であった。〔以上は、東京都神社名鑑などを資料とした青梅市史による〕
 新編武蔵風土記には、「年貢地、小名中嶋にあり。是も小社にして上屋を立つ、以上の2社は村の鎮守なり、例祭は6月15日、9月19日の両日に行へり、百姓の持なり」とある。
 現在の祭礼は9月15日、境内面積は211坪(696㎡)。

駒木野神社アルバム(2017年7月4日)

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門前より、一の鳥居(神明鳥居)と山車庫

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二の鳥居より、檜・杉の木立に拝殿を望む

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125の石段を上ると左右の狐(石)像が迎える

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後を振り向くと二の鳥居・一の鳥居が見える

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拝殿の奥に神明造りの本殿

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拝殿の奥に本殿の内部を拝む

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拝殿天井に大鈴

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境内から青梅市駒木町一帯を望む

 駒木野の由来は、昔村民が絹をおおって馬をとらえ、鎌倉将軍家へ献上したところ、それが世に聞こえる駿馬であったことから、村名を駒絹とし、のち駒木野としたという。村の近くに馬牽(引)沢の地があることから、馬に基づく地名であることは間違いなかろう〔新編武蔵による〕。
 駒木野は中世戦国期にすでに見える地名である。1889(明治22)年から1968(昭和43)年までの大字名であり、はじめ調布村、1951(昭和26)年からは青梅市の大字名となる。
 1968(昭和43)現行の青梅市駒木町1・2・3丁目となった。〔以上は、「角川日本地名大辞典⑬東京都」による〕

 さて、この神社へは、JR青梅駅(標高198m)から直線にすると南南西へ1.4㎞であるが、多摩川をどこで渡るかでかなり距離が替わってくる。歩道橋である鮎見橋(標高150m)と柳淵橋(標高153m)いずれかを渡れば、30~40分で十分歩ける。下流の調布橋(標高170m)か上流の万年橋(標高170m)を廻っても3~4時間くらいのハイキングコースとしても歩くこともできる。青梅市には多摩川にかかる橋もたくさんあるので、橋を巡って楽しむこともできる。

参考資料:
『青梅市史』平成7 (1995)年、 青梅市。
『角川日本地名大辞典13東京都』昭和53(1978)年10月27日、角川書店。





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